高卒19歳で就職したが、採用のときの条件と現実があっていないまま我慢してきた。辞めたいが、転職するにしても同じようにならないか不安を感じている人。
少し長い記事です。忙しい方はブックマークして、時間があるときに一読いただければ幸いです。
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高卒就職19歳で会社を辞めたい？採用条件と現実の完全一致はない
高卒で社会人になる人は、就職担当の先生の指導や担任のサポートを受けつつ流れの中で就職先を決めた方がほとんどですね。
とにかく就職を決めることが優先になっている雰囲気に呑まれて、いつのまにか就職先を決めたのが正直なところでしょう。
いざ働くと、当初の思いと全く異なる？そんな気持ちでいると思いますが、採用条件と現実についてわかりやすく解説します。
高卒就職だから採用と現実で異なるわけではない
なんとなく仕事を続けてきたが、なんか違和感がある。採用条件はこうだった。現実と隔たりはないかと疑問がある。
そのひとつずつを上司や先輩に聞いて説明を受けることもできない。聞いたとしても、なんかよくわからないのが正直なところではありませんか？
しかし、採用条件と現実はそうそう異なりません。高卒だから異なる内容はありません。大卒も高卒も同じで、採用条件と現実は一致させるのが基本。
かりに異なったとしても会社側には、きちんとした理由があります。
採用条件と現実で異なる内容があるとしたらひとつ
採用条件と現実で異なる内容があるとしたら、配属部署くらいです。これも大きく異なる部分ではありません。
私の1社目はシステム会社で仕事はシステム関係ですが、保守・プログラマ・総務の3つに新人は分かれていました。
プログラマを希望していても保守配属や、総務の合理化担当チームに配属された人もいます。本社勤務もいれば、地方の工場の一室で保守するチームの人もいます。
ここは、採用条件にはなく、だれがどこに配属されるかは入社研修後でないとわかりません。採用条件の仕事内容とはほぼ一致していますが、自分が思い描いた内容とは異なるのが大半ですね。
例えば給料が最も多いと思います。ここははっきりするところで、就業規則などにきちんと記載されています。
もし、給料関係で一致しないことがあるなら会社として機能していないので、やめたほうがいい。
1年目は賞与支給しないが2年目からは年間4ヶ月支給します。気分を持ち上げて、もう話しを聞いていないころに、小さい声で業績によりますと説明して終わる。
2年目の夏、いついくらくらいだろうと先輩に聞くと、お前も？と言われ、なんのことか聞くと、業績関係なくかれこれ7.8年賞与は支給されていない。
地方の中小零細企業によくある話ですね。あなたは、会社選びに失敗したのです。採用担当者にひっかけられたのです。
採用担当者はリスクヘッジのため「業績によります」と伝えているので問題にはならないが、よくあることです。
採用条件と現実を一致させるには会社と市場選びでミスしないこと
配属部署は希望通りになることはありませんが、それも会社によります。つまり、就職する会社を間違えると、働いている間ずっと疑問を感じる。信用できない関係になってしまうのです。
採用条件と現実を一致させるには就職先選びで失敗しない
高卒で流れの中で就職を決めたと思いますが、きちんとしていない会社も多くあることなんか教えてもらえなかったのではありませんか
会社はきちいとした大人が働いている場所。常識的で約束をきちんと守ってくれる人が集まっている。
先入観は、働いてみて崩れたのでは？
人間関係は学校と同じで、大人の世界にもいじめみたいなものが存在する。しかも、自分のためなら平気で嘘をつく。人の手柄を横からとる。
会社も人がやっているので、その会社で働いている人によって左右されるのです。いい加減な経営者のもとで働くと、いい加減な社員になってしまうのです。
だから、就職先選びは時間をかけて慎重に選ばないといけません。きちんとした会社であればあるほど、採用条件と現実がほぼ一致します。
業種、業界、職種で絞れば現実は一致する
採用条件と現実を一致させる就職先を選ぶときの重要なポイントは業績が良い会社かどうかです。業績がよくない会社は、社内で業績をあげようと部署間をいじりまくります。
新設した部署をいきなり閉鎖する。別の部署と統合するなど、業績が悪い状況なのでしかたないのですが、働く人にはコントロールできないことで不安を感じます。
業績が良い会社を見つけるには、希望の仕事をもとに業種、業界、職種の3つでチェックが必要。それができれば、採用条件と現実が一致する確率はあがるでしょう。
将来会社の状況によって希望と異なることが発生することもありますが、最初から採用条件の不一致はありません。（配属部署以外）
高卒就職で採用条件と現実一致は時に柔軟性が必要
どんなに調査して入社しても、採用条件と現実が異なる場合はあります。そんなときは柔軟性と将来を考えて、どうするか考えてください。
1社目で入社したＩＴ企業、誰もが嫌う部署で働く3年目の先輩。希望していたのはシステム、それが夜勤もある保守関係の仕事
私は数ヵ月後辞めることになったが、なぜやめるのか社長じきじきに話がしたいと言われました。
そのとき、たまたま3年目の先輩の話がでたので、配属部署についてストレートに聞きました。
社長から将来会社の中心になってもらいたい人物には、嫌いであっても一通りの仕事は経験してもらわないといけない。
まったく見る視点が幼稚だったと恥ずかしかった出来事です。
ちなみに少し前に会社サイトを閲覧すると、会社役員に先輩の名前がありました。
柔軟性がある人間には手を引く人が現れる
会社から要求された仕事は、希望している仕事に全く関連しないのか将来役に立たないことか？
これからする仕事の礎になるのであれば、柔軟性をもって対応したほうが自分のスキルアップにもつながります
また、一見回り道にみえることが近道だったりします。
上司から、人が嫌がる部署を率先して対応する人間は、いずれ他の人から手を引かれて希望の仕事で活躍できるようになります。
具体的な仕事を一致させるのは外堀から
採用条件の希望とする仕事につけなくても、段階的に仕事ができる方法はないかと考える。
ストレートにものごとが進むほうが簡単で気持ちいいですが、実際の仕事はそのようなことは少ない。
自分の希望と異なったとしても、そこに到達できる方法はどうすればいいのかと考え、段階的に進めば、必ず到達できます。やりたいではなく、なれる条件が自分にあることを証明すればいいのです。
勿論、そのためにはある程度のアピールも必要です。
高卒就職19歳で採用条件と現実が合わないなら辞めて転職
高卒就職19歳、採用条件と現実があわないなら希望のない会社なのであきらめてください。早々に転職活動で次の会社を探すほうが、あなたのためです。
就職で順番を間違えれば人生の歯車が狂う
このイズムは給料にも反映されています。
「残業20時間は基本給に含まれています」いい加減な給料体系の一番ですね。コミコミという給料計算、超えた場合があいまい。申告制になっているが、チーム管理職が承認しないのでサービス残業するパターン。
働く人全てが、泣き寝入りするしかありませんね。
つまり、就職する会社はとりあえずで選ぶのはよくない。とりあえずで選んだ会社からは、とりあえずの扱いしか受けません。
そうなれば、採用条件と異なる悲しい状態で、また転職になるのです。
順番間違えれば、会社だけでなく人生の歯車は狂いますね。
3年我慢して採用条件と現実に隔たりがあれば将来も変わらない
高卒就職で経験した不条理は、3年我慢したいまこれから何年経過しても変わりようはありません。会社とはそのようなものです。
とくに経営者の考えが色濃く反映されるので、経営者がかわれば少しは変化しますが、同族企業であれば同じにしかなりません。
あのとき、なぜ辞めなかったのか？私の人生を食い物にした会社と思っても、信じたあなたがダメだったとなります。
なんでもかんでも変わらないといっているのではありません。かわることもありますが、違和感があることは、そもそも最初からおかしいのです。
成長過程にあるベンチャー企業なら、理解しますが社歴が長い会社であれば変われません。
とくに地方の中小零細企業はローカルルールが多く、世間の常識から逸脱しているので、洗脳されないようにしましょう。
高卒就職19歳で会社を辞める前にしたいこと
会社を辞めて採用条件の一致する転職先で働きたいなら、以下辞める前にする大切なこと3つを是非読んでからにしてください。
辞める前にする具体的な行動について、ひとつずつ説明しています。
高卒19歳で会社を辞める前にする「自分にあった職種選び」
自分にあう仕事を選ぼうとしたが、高卒でできる職種なんかないと思われている方、以下の記事では「高卒向けの職種選び」について解説しているので、こちらの記事もぜひあわせて読んでください。
高卒19歳で会社を辞める前にする「転職タイミングを知る」
以下の記事では「高卒転職のタイミング」について解説しています。転職をスムーズに進めるのはベストなタイミングを知って活動すること。必ず参考になるので、ぜひあわせて読んでください。
高卒19歳で会社を辞める前にする「やはり収入は重要」
以下の記事では「高卒転職で稼げる仕事につく方法」について解説しています。稼ぐためには転職先選びで失敗しないこと。この転職先選びは必ず参考になるので、ぜひあわせて読んでください。
高卒19歳会社を辞めて転職で採用条件と現実を一致させる「方法」
以下、採用条件と現実で異なる内容が起きて不安になったとき利用するチェックリストを整理しました。参考にしてください。
□採用条件と現実で異なる内容は配属部署
□採用条件と現実を一致させるには会社と市場選びでミスしないこと
□高卒就職で採用条件と現実一致には柔軟性が必要
□柔軟性がある人間には手を引く人が現れる
□具体的な仕事を一致させるのは外堀から段階的にする
□高卒就職19歳で採用条件と現実が合わないなら辞めて転職
□特に待遇面は変わらない
□3年我慢して採用条件と現実に隔たりがあれば将来も変わらない
□就職で順番を間違えれば歯車が狂う
□高卒就職19歳で会社を辞める前にしたいことをチェックして転職
