高卒19歳工場勤務からの転職活動は難しいですが、正しい戦略をもってすれば、成功する可能性はあります。
正しい戦略とは、段階的に業界や職種をシフトして転職先を決めること。
具体的にどのようにすれば失敗しないで転職がスムーズにいくか見ていきましょう。
忙しい方はブックマークして、時間があるときに一読いただければ幸いです。
高卒19歳工場から転職を考えている方向け
・転職先のオススメを参考に転職先を決めない
・転職で失敗しないには、したいことから転職先を決めない
・転職する仕事内容の決め方
・転職する業界の決め方で大きなチャンスになる
さらに転職成功への最短ルートを知りたい場合は、こちらの関連記事もチェックしてみてください。
高卒19歳工場勤務からの転職先はオススメを参考に仕事を決めない
学歴高卒での応募条件から、一般的な転職先の職種を紹介している情報は、あなたが将来する仕事内容とは結びつかない。役に立たない情報です。みたところで、これだけかと嘆くだけの情報は見る必要はありません。
運転手、建設、物流、飲食、接客、小売、警備員などが主な職業として多いですが、見たところで、あまりに大きな枠でのオススメは意味がありません。
高卒で就職して転職したい・・・⇒転職先はどこがあると検索する・・・⇒候補にあがる一般的な情報は、転職先に制限をつけるだけで参考にならない。
高卒19歳工場勤務から転職で失敗しないには、したいことから転職先を決めない
高卒19歳工場勤務でいやになった。違う仕事がしたいから辞めたのに、なぜ「したいことから転職先を決める」がダメか理由があります。
転職活動には理由が必ず必要になります。履歴書、面接など、なぜ辞めたのか、なぜこの仕事を選んだのかと必ず理由が必要になるのです。
工場がいやになって、別の仕事がしたい!これも理由のひとつですが、その理由で転職活動はうまくいきません。
いまのスキルをしたいことに合わせて転職先を検討する。
希望の目標が達成しない状態でも、段階的に目標に近づけるための転職先にしないと、高いハードルを越える厳しい状態からスタートになってしまうのです。
高卒19歳工場勤務から転職する仕事内容の決め方
おすすめを参考にしない。したいことから決めないのだったら、ではどうやって転職する会社を決めるかわからなくなりますね。どのように転職する仕事を決めるか詳しく説明します。
高卒19歳工場勤務から転職でしたいことをはっきりさせる
したいことをはっきりさせることが重要。一生の仕事!そんな重たい決め方ではありません。
ITの仕事をしたくなったきっかけは、何だったか
IT部門か情報システム部門の担当者にあこがれた
あこがれた人は、どんな仕事をしていたか
Excelの何かのツールを作ってくれたのに感動した
欲しいデータをデーターベースから簡単に収集してくれた。
工程管理システムの改善で、業務がスムーズにできた
プログラム開発ができたらいいなと思った。
など、どんな仕事に興味をもったか
あなたが興味をもったことや、したいことを具体的な内容までにすることがポイント
高卒19歳工場勤務から転職でしたいことをするのは何ができたらいいかを知る
たとえば、ITのプログラムといってもたくさんの仕事があります。簡単なことから難しい仕事まで領域は広くあります。
プログラマでなんでもできる人になるまでは、ハードルは高くなります。そう考えると「したいことなんかできない」と思いますね。
いきなり頂き(てっぺん)までいくのは難しいですが、簡単なところから段階的にすれば、時間はかかっても必ず目標は達成できます。※あきらめなければですが。
たとえば、プログラマの領域にもユーザーが日常使う簡単なツールを開発、保守(修正)して、業務効率をあげるのを目的にしたプログラマなら、ハードルは低い
Excelのマクロやアクセスができるだけで、このあたりの対応はできるのです。
することがわかれば、あとは準備するだけです。
高卒19歳工場勤務から転職でしたいことを準備する
ITで業務システムを本格的に開発する言語となったら、勉強する範囲は広く難易度も高くなります。多くのハードルがクリア条件になる転職先を目指すと、できないとなってしまうのです。
最初は簡単なところから進めて、ステップバイステップでITの知識を向上させる方向で転職先を探せば、最終的に希望に近づける転職活動になります。
高卒工場のライン作業員が、毎日Excelマクロの書籍片手にパソコンで試して、生産ラインの業務効率を上げるツールを作って利用していました。
ある日、生産管理チームのIT促進増員の際に、この人が引き抜かれたのです。
生産現場の仕事と現場の効率を上げるIT促進の仕事で実績を積み、本格的なプログラムを学べる機会を得て、その後、IT企業に転職したのです。
高卒19歳工場勤務から転職でしたいことを決めて転職する流れ
したいことをはっきりさせる
したいことは何ができたらいいか知る
したいことで一番ハードルの低いことは何か知る
したいことができるように準備する
準備したことができるようにする
いまの仕事で使う
希望の仕事に転職する
いまの仕事のスキルを活かして転職ができるほうが、ハードルがさがり転職もスムーズにできます。今回ITについて説明しましたが、どんな職業にも利用できます。
工場では必ず原価管理があります。ひとつの製品を生産する上でかかったコストはいくらか計算して管理する仕事です。
この仕事もITと同じでおくが深い仕事です。さまざまな経理上の費目で管理します。
これら全てできるには、時間と勉強が必要です。
日々している原価管理につながる費目の人件費について理解していく。
3交代制であれば、どのように人件費を製品に分配して費用計上しているのか、原価管理の本を読みながら、工場でどう管理しているのか知る。
経理への転職に必ず役に立ちます。
いまの仕事からしたいことに結びつけることがないか調べる。最終目標のしたいことまで、ひとつずつクリアしていくのがポイントです。
高卒19歳工場勤務から転職する業界の決め方
多くの人が転職の際に見落とす大きなチャンスが業界です。いまの工場勤務の仕事は好きだが給料は安すぎる。人間関係がどうしてもうまくいかない。などの理由で、まったく異なる職種を選ぶ方もいますが、もったいない。
いまの工場から、別業界の工場への転職もあります。
高校卒業で、あまり経験がないと工場はどこも同じだと思い込む人は損します。
工場にも大手、中小とあり、当然ですが大手のほうが待遇はいい。人間関係も中小より問題は少ない。あったとしてもきちんと管理されています。
また、業界によって給料はかなり差があります。
例えば、いま食品関係の工場で働いている。そこから電子部品関係の工場に転職する。
いままでの仕事は生産ラインの仕事をしているが、次の工場では生産前工程である調達の仕事にシフトする。
後工程の品質管理の仕事にシフトするなど、いまのスキルを生かして業界を変えた転職はスムーズにいきます。
いまの経験を活かした転職なので、履歴書、面接などの転職理由もスムーズな説明ができます。
高卒19歳の転職業界の見つけ方の詳しい内容は下記記事で紹介しています。ご一読いただければ幸いです。
まとめ
おすすめの候補は一般的な情報なので転職先に制限をつけるだけで参考になりません。
転職で失敗しないには、したいことから転職先を決めない。いまのスキルをしたいことに合わせて転職先を検討する。
転職でしたいことをはっきりさせる
転職でしたいことは何ができたらいいか知る
転職でしたいことで一番ハードルの低いことは何か知る
転職でしたいことができるように準備する
転職で準備したことができるようにする
転職後準備を現職でする。最終的に希望の仕事に転職する
転職する業界を見落とすとチャンスを失う
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
さらに転職成功への最短ルートを知りたい場合は、こちらの関連記事もチェックしてみてください。