高卒就職19歳で会社を辞めた方の転職理由はこの説明で印象はよくなる

高卒就職19歳で会社を辞めて転職活動をしているが、転職理由を何にすればいいのかわからない。考えれば考えるほど、嘘になってしまう。

 

就職のためだけに取り繕うと、どうしてもボロがでてきそうですね。

 

私も合格したい気持ちから、少し事実と異なることを説明したため、面接でシドロモドロになったことがあります。

 

そうかといって正直に応えれば不採用になるので、どうすればいいか悩みますね。

 

この記事は、人間関係、長時間労働などで退職した人の転職理由は何にすればいいか、詳しく解説します。これで印象のいい転職理由ができて採用に一歩近づきます。

 

少し長い記事です。忙しい方はブックマークして、時間があるときに一読いただければ幸いです。

 

本記事の内容
高卒就職19歳で会社を辞めたときの転職理由を知りたい方向け
・人間関係で退職した人の転職への影響と転職理由
・長時間労働で退職した人の転職への影響と転職理由

私は会社を最短で辞めた記録は3ヶ月。どうしてもなじめない。風土も人間関係も拒否反応を起こし、将来のことは何も考えず退職願いを出した経験があります。

 

周囲に相談しても、世の中そんなに甘くない。人間関係なんかどこにいっても同じで、悪いのが普通と思わないといけない。3年は我慢しろと言われました。

 

それでも、苦しい状況から逃れたい一身でした。私の経験で、いまの苦しみを軽くすることができれば幸いです。

 

高卒就職19歳の退職理由が人間関係だった方は、以下目次をご覧ください。

高卒就職19歳の退職理由が長時間労働だった方は、以下目次をご覧ください。

高卒就職19歳の退職理由が人間関係の影響

高卒就職19歳、人間関係で退職した人の転職理由をわかりやすく解説

高卒就職19歳の退職、人間関係が理由の転職は破壊的な影響力があります。

 

会社を退職した理由の人間関係は、転職時に大きなハンディになり、不採用になる確率が高くなるので影響は大きい。

 

ウソはつきたくない。
ウソをつく人間にだけはなりたくない。

心の中ではそう思うでしょう。

 

私は3ヶ月で辞めたあとの転職で馬鹿正直に、面接官に聞かれた際、上司や先輩と人間関係がうまくいかないので辞めたと伝えました。

 

面接官は面接に十分な時間をとることなく終了。

 

あっけなく終わったので、能天気に採用されたと思っていましたが、、、転職理由で人間関係といった会社の面接結果はすべて不採用通知

 

履歴書の応募理由にも退職理由と今後について、「人間関係が理由」「円滑な人間関係ができるようにしたい」と記載していました。

 

いまから思えば、私は無知だったのです。

 

高卒就職19歳の退職が人間関係を使えない理由

高卒就職19歳の転職、退職理由に人間関係を使えないのは不採用になるから。

 

人間関係は能力以上に採用時の評価で高い

1.能力が多少劣る人で人間関係をうまくやれる人

2.能力はずば抜けているが人間関係はうまくやれない人

米国のように成果第一主義の国であれば2ですが、いまの日本では採用されるのは1です。個人で結果を出せば良いと考えるのか、チームプレーで結果をださないといけないかの違い。

 

人間関係が退職理由の場合、会社内の人とうまくやれないかもしれない。やれないだけならまだいいが、問題を起こす異分子になるかもれない。

 

協調性のない人が入ると、社員同士が協力する体制は維持できないと判断されるのです。

 

人間関係は、相手と自分との関係で作られる

人間関係がうまくいかない理由は、相手のせいにしていると思われるからです。

 

また、人間関係によるストレスは誰にもあることで、人間関係がうまくいかない人は会社内で起こるさまざまなストレスに耐えられない人と思われます。

 

人間関係が退職理由の人は、自分勝手でうまくいかなければすぐに辞めてしまう人となり、採用されません。

高卒就職19歳退職者が転職で人間関係の理由はコレにする

高卒就職19歳退職者が人間関係の理由は影響があるので慎重に選ぶ。

 

転職理由を聞かれたときの絶対的な条件はひとつ

前職の愚痴や不満にならないようにすること。愚痴や不満を言うと、それだけで前向きに行動できない人と思われる。

 

そこに人間関係が理由の説明は、自己中心的がプラスされ最悪な結果になります。

 

かといって、全くない退職理由をでっちあげて説明すると、説明に矛盾が生じて、面接官に指摘されることにもなるのでオススメしません。

 

転職の際ウソはつかないで、言葉を言い換えて表現することがポイント

上司や同僚とうまくいっていない
所属部署の雰囲気がよくない
特定の人から嫌がらせ、いじめを受けている
上記3つが人間関係でやめる多い理由、これを言い換える言葉は、「個人プレーを優先する風土だったのが退職理由」

 

人間関係がうまくいかない環境、雰囲気がよくない、いじめがあるのは、チームで協力できない環境、個人でそれぞれ勝手なことしている。上司の問題で嫌になった。

 

つまり、個人プレーの風土になるのでウソではありません。

 

面接官に次に伝える言葉は、「御社のようにチームで協力して仕事ができる環境で働きたいと思いました」これなら、スムーズにいきますね。

 

転職した会社にも人間関係があることは忘れないで

あくまでもひとつの考え方として、参考にしていただけるとうれしいです。

 

悲しいかな転職した会社にも人間関係での揉め事はある

どんなに大きい会社や歴史のある会社でも、人間関係でのゴタゴタはあります。でかい会社になれば、我さきに上に上がろうとする人も多くいます。

 

それが悪いわけではありません。

 

上にあがる努力と引き換えに給料が増えて、その人の家族は豊かな生活ができるので、努力することが問題ではありません。

 

ただ、ここに嫉妬や自我が絡むので、人間関係はうまくいかないのです。

 

これは、高卒就職で会社組織に所属する前からあることを思い出してください。

・学校では同級生や先輩、後輩
・親はPTAや保護者会の関係者
・家族、兄弟、姉妹、従兄弟、親戚、ご近所さん
それぞれ生きてきた環境や能力、価値観の異なる人が集まればうまくいかないのです。

幼いときの刷り込みが生き辛くする

幼いときに、友達100人とかのフレーズがありましたが、そもそも見知らぬ同じ年の人を、ひとつの部屋に集めて仲良くしろ、みんな公平と言われても、それぞれ家庭環境が異なります。

 

仲良くあわせることは、土台できないのです。

 

職員室の先生たちも同じことがあるのに、子供のころから友達と仲良くする。間違えたら謝る。みんな平等など教えられました。

 

この刷り込みで、高卒就職で会社に入って、気づかないうちに人間関係で心がやられるのです。

そもそも人間関係はうまくいかないのです。

これが基本の考えとして、人と関わらないと身が持ちません。

転職して所属した部署で、スムーズな人間関係の希望を持たないことが、人間関係をうまくするコツです。

人間関係で最も大切なこと、それは、あなた自身を守ること。

 

就職先の人間関係で驚いた体験

私の上司は、いまなら逮捕されるようなタイプでした。

・怒鳴って叱責
・机をたたきながらの指導
・結果を残さなかったら、何時になってもしろ!
・見えないところで間接的(ものを使って)頭をたたく

いまこのような会社があるかわかりませんが、ひどいものでした。ただ、はじめての就職先エリア責任者がこの上司だったので、これが標準と思っていました。

 

若くて未熟なので、上司は体罰を与えながら社員を奮起させて仕事をさせるのかと素直に思ったのです。

 

ターゲットになったときは辛く、歯を食いしばりました。ある日、その人もやりすぎたと感じたのか、狂った指導後、食事に行き酒を交わしました。

 

その時の言葉は、いまでも忘れません。

俺は、いまこの拠点で実績をあげないといけない。その理由は、別の拠点に飛ばされるからだ。

異動はつきものだが、いま兄弟で相続のことでもめているから絶対に地元から離れられない。

だから、みんなにはもっと成果をあげてもらわないといけない。

酒の勢いでいったことですが、この人は個人的なことで部下を利用している。自分のことしか考えていない人間だとあきれました。

 

私利私欲な上司のもとで、人生をムダに過ごしたくないので、すぐに退職しました。

 

それ以来、人は自分のことで精一杯なので、人間関係はうまくいかないのが普通と考えることにしました。

 

自ら人間関係は壊さないが、迷惑をこうむるのは面倒なので一定の距離をあける。孤独を感じますが、人間関係のわずらわしさからは開放されます。

 

あとは、転職活動でいい転職先を探すことが一番重要

できるだけ多くの情報をもとに転職先を決めたいので、ハローワーク、転職サイト、エージェントなど複数を利用して検討しでください。
なかでも転職エージェントの利用は、いまの自分にどのような求人があるかわかるため、今後の進め方にも役立ちます。
また、これは個人的な意見ですが、どの求人情報を利用するよりストレスは少ないです。
転職エージェントのイメージは大卒対象者だけで敷居が高く感じるでしょうが、転職エージェントには、高卒者を対象にしているエージェントもあります。
転職エージェントについて、くわしく知りたい方は以下記事を参考にしてください。

高卒就職19歳の退職理由が長時間労働の影響

高卒就職19歳長時間労働で退職した人の転職理由を何にするかわかりやすく解説

高卒就職19歳退職者の転職理由が長時間労働の方は、人間関係の次に転職で影響力があります。

 

長時間労働は労働者を守る観点から会社は社員にさせてはいけない。1日8時間、週40時間までの労働時間は、36協定(さぶろくきょうてい)で決められ、例外的に月45時間までの残業は認められる協定です。

 

この月45時間、1日あたり2時間強を大幅に越える残業をする会社はブラック企業と呼ばれ、そんな会社で働き続けると何も良いことはありません。

 

長時間労働で体調を崩す前に会社を辞めて転職をオススメしますが、それでも転職理由に長時間労働だったためとは言えない。

会社を退職した理由の長時間労働は、正当な内容であっても融通が効かない柔軟な対応ができないと思われ、不採用になる確率が高くなるのです。

高卒就職19歳の退職が長時間労働を使えない理由

長時間労働は会社側の問題であって社員に非はありません。しかし、転職面接で転職理由を「前職は長時間労働と大変で、会社側が改善してくれなかった」と言うと、会社のせいにしていると面接官は判断するのです。

 

会社に問題があったとしても、事実を知っているのはあなただけで、面接官は前職がどのような会社か知りません。

 

ホワイト企業でも、残業がある職種で働く社員は、残業時間のコントロールと体調管理をして働きます。

つまり、長時間労働は仕事の進め方に問題があって、それを改善する努力をしなかった。言われるがままでしか仕事ができない人。

また、残業に過敏反応する人は使えないと思われるのです。

高卒就職19歳退職者が転職で長時間労働の理由はコレにする

転職理由は、仕事に対する姿勢や意欲を聞かれている場面なので、前職を辞めた理由は長時間労働ではなく、転職先を選んだ考えやきっかけ、転職後にどうしたいかを答える。

 

前職での長時間労働については前職のこととして、転職先の面接での転職理由は転職後の状態を前向きに答えるのがベスト。

 

退職が長時間労働の転職理由サンプル

転職理由は以下4つを書き出すとまとめやすいです。

 

1.前職でしてきた仕事

2.できなかったこと

3.転職先を選んだきっかけ

4.今後したいこと

 

 

サンプル

・前職でしてきた仕事
⇒工場の工程ライン製造

・できなかったこと
⇒生産現場の改善を行うツール作成

・転職先を選んだきっかけ
⇒ステップアップしたい気持ちがわいてきた

・今後したいこと
⇒プログラムについてもっとできるようになり、工場の生産管理に役立つシステム導入を支援したい

 

この内容をまとめると以下になります。

前職では工場の●●工程のライン製造に携わっておりました。管理部からの生産指示で日々生産を進めていましたが、一部Excelなどを使って生産指示の調整をする仕事を任せられました。

かねてよりシステムには興味が少しあったのですが、この任せられた仕事がもっとしたいと考え、Excelで簡単なプログラムを作れるまでになりました。しかし、その仕事は管理部人員補充によりライン担当はしなくてよくなりました。

この経験から、どうしてもプログラムをやりたいと考えていたところに、御社の求人を見て転職を決意しました。

心にも思っていないことは言えないと感じる部分はあるでしょうが、転職理由の説明は、心になかったとしても、そう心で思いたい気持ちを表現することが重要になのです。

 

転職先は長時間労働がない会社

長時間労働がない会社は、業界である程度判断できます。多少の長時間労働でもしたくない人は、残業が少ない業界を選ぶしかありません。

 

長時間労働がある業界

飲食業
宿泊業
流通業
広告関係
旅行関係
IT
出版関係
建設関係

これらの業界は労働時間が長くなる傾向がありますが、会社がブラックではありません。※まともな会社もあるので、この業界すべてが駄目という意味ではありません。誤解しないでください。

 

飲食業であれば店舗で働くと土日祝祭日の出勤はあり、シフトに穴があけばだれかが残業で働くのはよくあることです。

 

飲食業でも内部管理やメニュー企画の部門であれば、土日祝祭日休みで残業は少ないです。

 

ITでは、ソフトウエア企業で客先派遣になれば残業は少ないですが、社内開発要員になると残業は多くなる傾向があります。

 

細かく言えば、業界の職種でも残業は変わるのです。希望としている仕事は、残業や休日出勤が多くなる傾向であれば、多少のことは我慢するしかないです。

 

長時間労働があるブラック企業

企業の求人票には残業なしと記載があっても、実際はどれだけ残業しようが認めない、とんでもない会社もあります。

 

残業しても残業代を給料として払う意思のない会社は、残業するなといっても勝手にしたので認めないと言うのです。

求人票からブラックか見極める

・給料が低賃金

・給料の幅が広い

・常に求人を出している

・残業なし

・残業代を一部の時間を基本給に込み(みなし残業)

・成果給の条件があいまい

・設立からの経過年数が短い

このチェックだけでも本当のところはわかりません。どうしても残業が嫌な方は、夜20時前後に転職企業付近を周って事務所に電気が点いているかチェックするといいでしょう。

 

遅くなっても、明かりが点いていたら残業がある会社と判断できます。

 

ベンチャー、中小零細企業、オーナー企業(家族経営)は、一概には言えませんが残業は多くなる傾向です。

 

以下、労働基準関係法令違反に係る公表事案(厚生労働省)の内容を、『労働基準関係法令違反に係る公表事案企業検索サイト』としてセルフキャリアデザイン協会が情報提供しています。

 

転職先が労働基準関係法令違反をしていないかチェックしてください。

 

労働基準関係法令違反に係る公表事案企業検索サイト

もしくは、「労働基準関係法令違反に係る公表事案」でGoogle検索して、労働基準監督署か厚生労働省サイトをチェックしてください。

 

社員の労働時間をきちんと管理するホワイト企業

転職活動で転職理由はクリアできたとしても、また同じように長時間労働になるかもしれません。

 

ハローワーク、大手検索サイトで探すと企業調査からスタートして求人内容のチェックまで、すべてしないといけないので大変。

 

これらを解決するのが転職エージェントです。

 

転職エージェントであれば、求人企業の質は高い会社なので、自分の条件にあっているか、会社の風土が自分にあうかどうかだけチェックして、エントリーすればいいので安心して転職活動ができます。

転職エージェントについて、くわしく知りたい方は以下記事を参考にしてください。

まとめ

 

高卒就職19歳で退職が人間関係の理由

・転職理由が人間関係は不採用になる

・転職理由でウソはつかない。

・人間関係の理由は転職で言い換えて伝える。

・人間関係はつかず離れず距離をとる。

 

高卒就職19歳で退職が長時間労働の理由

・転職理由が長時間労働は人間関係の次に影響力がある

・転職先の面接での転職理由は転職後の状態を前向きに答えるのがベスト。

・転職理由が長時間労働の場合は、4つのポイントを書きだしまとめる

・長時間労働が嫌なら転職先は長時間労働がない会社を選ぶ

 

今回「会社を辞めた方の印象をよくする転職理由」について解説しました。次の準備は書類選考です。

以下の記事で「書類選考を通過させる」について解説しています。書類選考が通らない理由は学歴ではありません。必ず参考になるので、ぜひあわせて読んでください。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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