転職活動で何度も不採用通知を受けたときはエントリーしても意味ないと思いますね。
心が辛くなったときは、ムリはしないで少し休んでからにしてください。
会社を辞められた方に向けた転職エージェントのオススメをご紹介させていただきます。この記事で、転職活動での成功はもうすぐそこまでくるはずです。
少し長い記事です。忙しい方はブックマークして、時間があるときに一読いただければ幸いです。
・ネットにある転職情報は何があってどう利用すればいいか
・転職エージェントの利用方法を知りたい
・高卒転職者にオススメの転職エージェントはどこか
高卒就職者向けの転職情報について
高卒就職から会社を辞めて転職する方は、転職経験がはじめての方になるので、転職エージェントの紹介の前に、ネットにある就職関係のサイトについて説明します。
転職関係の情報はネットに多くあり、どのサイトを利用するのがいいか迷いますね。
どのサイトも求人検索して応募する基本的流れは同じですが、いったい何がどう違うのかわからないと思います。
違いを理解すれば、どのサイトを利用して何に気をつけながら就職活動するかがわかります。
国の機関が運営しているハローワークインターネットサイトから、民間企業が運営しているさまざまな雇用形態に対応した求人サイトや、転職サイト、転職エージェントなどがあります。そのひとつずつ詳しく説明します。
企業求人を探して応募するタイプのサイト
国が運営しているハローワークインターネットサービス、民間運営の求人サイトや転職サイトは、すべて求職者がそれぞれの専用サイトから希望の条件を入力して企業をチェック。条件が合えば応募します。
ハローワークインターネットサービス
ハローワークは、各都道府県の自治体ごとに１箇所あります。失業者を対象にした求職活動をする場所のイメージですが新卒就職者や転職者でも利用できます。
特徴としては各都道府県で経営している中小零細企業が多く求人しているので、地元で働きたい方に向いています。
就職にあたり、技能習得のため職業訓練を受けることもでき、就職前に実践を学べてそのまま就職できるメリットもあります。
ただ、ハローワークで求職活動する場合の注意点は求人企業の調査は自分でする必要があるのです。
ハローワーク求人企業のなかにはブラック企業やそれに近い会社も紛れている。
国の機関は求職者が選んだ企業の紹介はしますが、企業が良い会社かどうかはチェックしていません。
民間の求人サイト
民間の求人サイトはたくさんありますが、特徴としては、雇用形態すべてを扱っている総合求人サイト、派遣社員を専門に扱っている派遣専用サイトの2つです。※バイトを専門で扱っているバイト専門サイトもあります。
総合求人サイト
総合求人サイトで代表的サイトは、indeedやタウンワークなどで、求人数が多く簡単に応募ができます。
派遣専用求人サイト
派遣専用求人サイトでは、エン派遣が有名で派遣会社の求人を集めたサイトになります。派遣専用求人サイトは、いままでの経験を活かして期間を決めて働く仕事探しには便利です。
派遣会社にもブラック企業が紛れているので、企業調査は必要で、釣り（良い条件）のウソ求人をあげて、求職者をだまして登録させることを優先しています。
この手の派遣会社は、登録で個人情報を入手でればＯＫで、希望の仕事がなくてもメールで仕事の情報をガンガン配信してきます。
どこでもいいから派遣先で働いてくれればいいと考えている派遣会社なので、すぐに登録解除してください。
転職企業や求人のチェックについて
転職企業の調査や、求人内容の何をチェックするかポイントを説明します。
転職企業チェック
・残業込み
・実績給の基準があいまい
・応募期間が長く、募集人数が多い
求人内容のチェック
求人内容のチェックは、私の見解になります。以下に該当する求人（釣り）は除外したほうが失敗は防げます。なにより、ムダな時間を使わなくていいです。
・在宅ワークと記載しているが面接は現地
・求人エントリーすると派遣登録になり、求人については一切ふれない。
・求人の仕事内容と待遇が不つり合い
・求人について聞くと、いま締め切りになりましたとか、別の方が選考中です。
転職サイト
転職サイトと求人サイト就職活動は同じなので、呼び名が異なるだけで同じ扱いにしたくなりますが、全く異なります。
転職サイトで有名なところでは、リクナビ、doda、ビズリーチなど、ＣＭやネット広告でよく見かけますね。
求人サイトと転職サイトの違いは、大きくは2つあり、1つ目の求人内容は正社員を対象にしているところ、2つ目は求人企業の質が高いところです。
・ハローワークの求人企業は無料で応募
・求人サイトは企業がサイト利用料を払って応募するのか、応募時点で利用料を払う2つで、応募者をたくさん集めるのが目的
・転職サイトは求人内容1件あたり高額なお金を使って応募
転職サイトは優良企業の選択肢は増えますが、学歴、年齢、職務経歴などでフィルターをかけているので、応募条件をクリアしていないとエントリーできない。エントリーしてもハードルが高いので採用されにくい部分はあります。
転職エージェント
転職エージェントはリクルートエージェント、マイナビエージェントなどが大手で有名ですね。
ハローワーク、民間求人サイト、転職サイトとの違いは、求人者の履歴内容や職務経歴を転職エージェントが聞き取り、ベストな企業を紹介してもらい、就職活動をします。
就職活動にあたって、履歴書、職務経歴書、面接対策、推薦、入社後のフォローまでしてくれる。
しかも、無料で利用できます。
転職エージェントは求職者の伴走者のような役目をして、就職できたときに企業から紹介料をもらっています。
求職者の希望条件と、応募企業の採用条件をきちんとチェックして求職活動のフォローをします。
ハローワーク、民間サイトは、自分で企業調査や求人内容を十分チェックして活動する必要がありますが、転職エージェントでは就職活動に専念できるのが大きなメリットです。
転職エージェントで就職する方法
転職サイトと転職エージェントの2つを利用するのがベスト。
転職エージェント側からの提案はありますが、転職サイトで自分の希望職種の企業をチェックして、転職エージェントに伝えて活動するのがいいでしょう。
転職エージェントの利用は、1社だけではなく複数に登録して掛け持ちで紹介してもらうと、希望条件にあう就職先が見つかる確率は高まります。
転職エージェント利用にあたっての注意点
転職エージェント利用にあたって2つ注意点があります。
希望の就職先に採用されればと期待しますが、転職エージェントの利用でも簡単に採用までいくことはありません。
ハローワーク、民間求人サイト、転職サイトでは100社とか言われますが、転職エージェント利用でも最低30社くらいにエントリーは必要です。
転職活動でエントリーしても書類選考で通らない。面接までいかない。面接にいったとしても採用されない。そんなことが続くと心がやられます。
採用されない企業とは「最初から縁がない」と思ってスルーする気持ちが必要
転職企業の求人内容が自分にあわないと思えば断る。
転職エージェント担当者も不採用が続くと焦って対応することもあります。そこは冷静に受け答えして、就職を目的にするのではなく、あなたの希望条件を優先する。
転職エージェントに登録しても転職は絶対ではありません。あくまで、あなたが判断して決めるのです。内定になっても辞めたいと思えば無理に就職する必要はありません。
だったらなぜ転職エージェント登録かと思うでしょうが、一番安全で信用できる転職活動だからです。
仮に転職しなくても紹介してくれる企業で、自分の市場価値がわかるのはメリットですね。
高卒就職から辞められた方の転職エージェント利用方法
転職エージェントの登録から面談は簡単ですぐにできます。
転職エージェント利用の流れ
1.サイトから登録
2.転職エージェント担当者から連絡（メールやラインもしくは電話）で面談日程を決めます
面談は訪問かリモート、電話で行います。
3.面談日に転職エージェント担当者から連絡が入り、面談します
面談で聞かれることは以下3つ
・いまの活動状況
・履歴、職務経歴
・希望の職種、年収
あとは、転職エージェント担当者から就職先の提案があり、就職活動がスタートします。
転職サイトdodaなどで希望の就職先をさがしている場合は、転職エージェント担当者に伝えてください。職歴からムリなケースもありますが、最初からダメだろうと決め付ける必要はありません。
転職エージェント紹介の就職先は、企業の質は高くても、全く問題ないかといえばそうではありません。
企業風土などは、以下サイトで元社員の口込みをチェックするといいでしょう。※登録は無料です。
公式サイト：OpenWork
転職エージェント担当者の提案企業に応募したい企業があればエントリーします。
2.適正検査（筆記試験）
3.一次面接（ＷＥＢ面接）
4.最終面接
5.内定
リモートか訪問面接にかかわらず、服装はビジネススーツ着用が基本です。
面接前に採用企業が指定するエントリーシートの記入があります。なかには誓約書的な内容もあるので、時間をとってチェックして、納得いかなければ辞退したほうがいいです。
私の場合ですが、求人企業一覧を上から下まで求人票をクリックして、なんとなくいいと思ったら応募、あわないと感じたら辞退ボタンをクリックしていました。
正直なところ求人票や面接だけで判断できないので、待遇面だけでなく直感を信じる。
そうしていたら、1ページ目10社すべて書類選考欄は不通過になっていました。
心が折れる前に笑うしかありません。
そんな私でも心がやられるかもしれないと思ったときから、「少し休んでから、就職は目的ではない！と心に言い聞かせながら」求人票チェック！ヨシ！応募ボタン！ヨシ！と無心になって機械のようにボタンをクリックしていました。
転職エージェント書類選考
書類選考まで応募者は何もすることはありません。最初に提出した履歴書と職務経歴書を元に、転職エージェント担当者が推薦状をあわせて求人企業に提出します。
5社エントリーボタンをクリックすれば、転職エージェント担当者が5社すべてにエントリーしてくれるのです。
エントリー状態はＷＥＢ上でチェックでき、応募企業欄の状態はエントリーすれば日付と書類選考を表示します。
あとは、求人企業が履歴書、職務経歴書、推薦状をもとに判断して面接に進むか不通過になるかです。
ハローワークや大手検索サイト、転職サイトの場合は、自分で企業調査から応募まで時間をかけて行い、いつ連絡がくるかと不安になり、こちらから連絡したら「残念ながら。。。応募資料はこちらで破棄しますがよろしいでしょうか」と元気がなくなる対応が必要です。
転職エージェントでは、書類選考欄が不通過になってもストレスや苦労した感じはあまりありません。
エントリーから書類選考まで何もすることなく機械的に進められるのです。
面接
書類選考が通過になれば、一次面接やSPI（適性検査）に入りますが、一次面接は採用可否にかかわる重要なフェーズ。
転職エージェントでは面接なし書類選考の求人企業はなく、質の高い企業になるので、面接の結果次第で採用可否が決まると考えていいでしょう。
いまほとんどの企業は、ＷＥＢ面接になっているので、事前にアプリをインストールして動作確認をオススメします。※最も利用の多いアプリはZOOMかTeamsです。
ＷＥＢ面接時間開始10分前に、接続に問題ないかチェックする時間をとってもらえるように、求人企業担当者にお願いしましょう。
求人企業担当者に言いづらい場合は、転職エージェント担当者にお願いしてください。
面接のポイント
履歴書、職務経歴書だけではわからないことを確認する場が面接になります。
・能力やスキルはどの程度あるのか
・コミュニケーション能力はあるか
・会話は常識的か
・意欲は感じられるか
・採用してこの人は貢献してくれるか
面接準備は6つ
・求人企業はどんな会社か、企業ホームページから読み取る
何を商売のメインにしている会社か、商売は誰を対象にしているか
・企業風土はどうか
企業ホームページの代表者メッセージや会社概要から、どのようなことの重きを置いて経営しているのか
・どのような方向へ進もうとしているのか
企業ホームページの沿革や代表者メッセージから、設立からいま、そして将来どのような会社を目指そうとしているのか
・前職を辞めた理由を他人のせいにしない
・前職の愚痴は言わない
・前職でした経験をもとに○○についてステップアップしたい。スキルアップしたいなど
※ポイントは前向きな表現を心がけ、したいことが複数ある場合は一番したいことに的を絞って説明すること
・仕事で出した成果
・求人企業に入社したら何に貢献できるか
・苦手なことにどう取り組もうとしているか
・短所はどのように克服するのか
・これまでの経験の何をどう活かしたいのか
・将来どのようなキャリアを積み、何がしたいのか
・質問は給料以外のことでまとめる。
給料は前職でいくら年収があったか聞かれますので正直に答えてください。求人企業で希望する年収幅も聞かれるので、常識的なラインを答えてください。
面接で聞かれること
2.仕事をする上で大切にしていること
3.いままでの経験を入社後、どう活かしたいか
4.志望動機
5.転職理由
6.転職回数が多い場合は、その理由
7.求人企業でなく同業他社ではダメなのか
8.他に何社エントリーしているか、どのような会社か
9.ブランク期間が長い理由
10.質問はありますか
3は答えにくいですが、いままでの経験を活かせない仕事はないので、小さいことでもあげる。10はとくに何もありませんではダメ。想定していた質問は面接ですべて理解できたなら、○○と○○について気になっていましたが、面接で回答いただいたので、その他はありませんと答える。
最初と最後の挨拶は重要
最初
・ＷＥＢ面接では接続のあと、笑顔で名前と挨拶をしてください。
・はじめまして○○です。私の声は届いておりますでしょうかとマイク状態を確認して、本日は面接のため貴重な時間をとっていただきありがとうございます。
最後
面接後、本日は面接のため貴重な時間をとっていただきありがとうございました。失礼いたしますと言ってＷＥＢ退出してください。
高卒就職者向けオススメの転職エージェント
リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの大手転職エージェントの利用もいいですが、大卒者をメインにしているので、高卒者を専門にしている転職エージェントの利用をオススメします。
ジェイック就職カレッジは、高度なデータ分析とAIを活用したサポートにより、求職者と企業の最適なマッチングを支援するサービス。就職カレッジは認定転職支援機関として、厚生労働省の推薦を受け、安心で献身的なサービスを提供します。 35歳まで支援可能・現在フリーターの方もＯＫ・書類選考なし・18歳から35歳まで対象 完全無料サポート 登録料金：0円 利用料金：0円 採用が決まったときの料金：0円 ネオキャリアは、求職者がより早く次のキャリアを見つけるために作られた、強力な転職エージェントです。 検索と応募、求人情報の推薦、履歴書作成テンプレートなどを提供しています。 経験・学歴不問でフリーター、高卒OK 完全無料サポート 登録料金：0円 利用料金：0円 採用が決まったときの料金：0円 ZERO TALENTは、求職者が面接を受け、理想の仕事に就くための一連のサービスを提供することを目的とした転職エージェント。 サービスを利用することで、希望に沿った仕事に就く機会を最大限に増やせます。 応募できる求人が見つかる。東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府の方が申し込みできます。 完全無料サポート 登録料金：0円 利用料金：0円 採用が決まったときの料金：0円 高卒転職者向きの転職エージェント3つに登録して、あなたにあったエージェント担当者と転職活動してください。 転職エージェントは大きなメリットはありますが、それはエージェント担当者との相性によります。相性の合わないエージェント担当者と組めば、うまくいきません。 このデメリット解消は、複数転職エージェントに登録して、気の合うエージェントを見つけて活動することです。
高卒就職者向けオススメの転職エージェントで活動まとめ
- 就職活動はさまざまな方法があるが違いを理解する
- 転職企業の調査や、求人内容の何をチェックするかポイントを知る
- 転職サイトと転職エージェントの2つを利用する
- 転職エージェントの注意点を知って利用する
高卒就職で1年未満の方の離職率は49％前後で、辞められた方が再就職で正社員になるのは50％前後と低く、厳しい数値です。
転職活動をしていると厳しい状況から何度も辛くなることもありますが、あせらず、じっくりと、自分にあった就職先を探すことを目的にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
